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年初めのスキンケアテーマは「肌育」。健やかな肌を育てよう。

こんにちは。Be Online Storeです。
今回は新たな一年のスタートに向けて、2025年こそは続けたいスキンケアについてご紹介します。

 

「美肌菌」を味方につけて、強い肌を目指そう

肌には皮膚常在菌と言われる菌バランスが存在しています。腸内環境を整える習慣が一般化した現在では、菌バランスという言葉は、馴染みのあるものとなりました。

肌にも同じように善玉菌・日和見菌・悪玉菌といった菌バランスは存在します。肌の善玉菌の代表的な菌が、「美肌菌」と呼ばれる表皮ブドウ球菌です。人の皮膚に多く存在する菌の1つです。皮脂をエサにしてグリセリンを作り、肌のうるおいを保ったり、黄色ブドウ球菌と闘い、肌を守るために働きます。

日和見菌の代表的な菌が、アクネ菌です。このアクネ菌はニキビができやすい皮膚だけに存在しているわけではなく、ほとんどの全ての人の皮膚や毛穴に存在しており、アクネ菌は皮脂をエサにして、肌を弱酸性に保つ役割をしています。しかし、皮脂が過剰になったり毛穴がふさがれたりしてしまうと、アクネ菌が過剰に増殖して炎症を引き起こします。

悪玉菌の代表的な菌は、黄色ブドウ球菌で、病原性が高く、皮膚がアルカリに傾くと増殖し、皮膚炎などを引き起こすといわれています。肌のためには、皮膚常在菌の数やバランスを整えて、皮膚が健康に保たれるような菌のバランスを整えることが大切なのです。

この「美肌菌」を減らしてしまう要因として考えられるのは、過剰な洗顔・刺激の強い洗顔です。強い洗浄成分のクレンジングや洗顔、ゴシゴシ洗い、熱いお湯での洗顔などは「美肌菌」を失うことになります。また、防腐剤や添加物の多いケア品も「美肌菌」を失う要因になることがあります。

外部刺激から守りのケアで、肌の生まれ変わりを邪魔させない!

肌のバリア機能については以前ご説明しましたが、肌のバリア機能が弱まっていると肌内部でいくらターンオーバー(肌の生まれ変わり)を繰り返しても健康な肌が育ちにくくなってしまいます。

せっかく化粧水やクリームなどの保湿化粧品でケアしても、外部刺激が入りやすい環境では、効果も出にくくなってしまいます。

しっとりタイプのスキンケアをしても、すぐ乾きを感じてしまう方、肌がつっぱる感じがある方、たまにヒリヒリ感があったり、赤みが出やすい方などは普段の基本のお手入れに、プラスαの守りのケアで、いつものスキンケアをしっかり働かせる工夫を加えることおすすめです。

通常ケアで使用するクリームなどは、皮脂膜と近い成分で構成されていることが多く、皮脂膜の代わりとして働いてくれていますが、それだけではデリケートになっている肌にとっては外部刺激を受けやすい状態にあります。

体は服を着ることで、気温や風、汚れなど、外界からの刺激から守っていますが、
顔は服を着ることができません。普段のクリームの上に、服の代わりになるようなプラスαのケア品を加えてみましょう。

アイテムとしては、クリニックではワセリンを勧められたり、ドラッグストアや百貨店などでは刺激をカットできる美容液やスプレーローションなども発売されていますが、自然派ならばオーガニックのバームタイプを活用するのもおすすめの方法です。

 

体中めぐる栄養、肌にも関係オオアリです

肌と腸内環境の関係が密接であることが最近の研究で明らかにされていますが、みなさんの腸内環境はいかがでしょうか?

腸の中に存在する細菌の集合体は腸内フローラと呼ばれ、細菌のバランスが肥満や生活習慣病などに加え、皮膚バリア機能にも関係していることがわかっています。

腸内フローラのバランスが乱れると腸管のバリア機能が低下して、腸内から有害な微生物や物質が侵入することによって免疫システムが発動し、身体の中で炎症や免疫機能が乱れ皮膚の炎症の発生や悪化につながっていってしまいます。

腸内フローラのバランスが乱れることで、皮膚のバリア機能が低下し、様々な皮膚トラブルの原因にもなるのです。

腸内環境だけでなく、身体を作る基本の栄養素は肌のためにもマストです。身体や肌を作る主な成分のタンパク質、細胞膜やホルモンの構成成分として働く脂質、身体や脳を動かす糖質といった三大栄養素を必要量しっかり補給し、加えて肌や身体の調子を整えていくビタミン・ミネラルを摂取していきましょう。

栄養が十分の身体に入ってこないと、人は命に必要な部分から栄養を分配していきます。肌へ栄養を十分に回すためにも、毎日の栄養管理は肌ケアの重要ポイントです。

ぜひ年初めは肌育のために、外側からも内側からもケアを見直しをしてみてくださいね。

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